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『ザ・シークレット』の疑問点が解消する本 |
『ザ・シークレット』が火付け役となり、「引き寄せの法則」の関連本が続々とベストセラーとなっていますが、ジョー・ビタリーの『ザ・キー』は『ザ・シークレット』を読んで、疑問点がたくさん浮かんでいる人には最高の贈り物となることでしょう。
著者のジョー・ビタリー(ジョー・ヴィターレ)は、『ザ・シークレット』のメインの登場人物の一人ですが、彼自身『ザ・シークレット』がベストセラーとなった後に寄せられた様々な質問や批判に対しての答えとして本書を書いたと述べています。
現在私自身「引き寄せの法則」の関連本の執筆をしているところですが、本書の登場でかなりの部分が重複するので、軌道修正をすることになってしまいました。
私にとっては、出版されては困る内容の本でした。つまり、それだけ評価できる内容の詰まった本なのです。
ネガティブ思考との付き合い方、無意識の信じ込みをどう解消するかという『ザ・シークレット』後に必要な重要なキーが含まれている実践書です。
ジョー・ビタリー自身が考えたメソッドではないにしろ、現在の心理学で使われている様々なメソッドを27も紹介してくれていて、いわば「引き寄せの法則」の完全攻略本的な本となっています。
『ザ・シークレット』を読んで「引き寄せの法則」に目覚めた人にとっては、『ザ・シークレット』の疑問点をすべて回答してくれる、まさに夢の本だと思います。
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自分でネガティブを消せた |
ザ・シークレットを読んだり、引き寄せの法則を実践してみたことのある人ならば、
ある壁に気付くことだと思います。
いくら思考をポジティブに方向付けても、翌朝になると、いつも通りの思考回路、
いつも通りの感情、いつも通りの性格に戻ってしまう。
意識をポジティブな方向に向け続けるというのは、なんと難しいことか。
これは思考の98%を司る無意識を2%の意識で方向付けようとすることの難しさに他なりません。
結局の所、無意識の中にある思いこみ、思考の癖、失敗体験、観念、癒されていない感情、
などが、現実を引き寄せるのです。
本書は、その無意識の持つネガティブな思い込みや感情をいかに解消するか。
その方法を実践的に記してくれています。
巻末の、他の著者から提供された方法も加えると、その数は27に登ります。
つまり、嫌な感情がでてきたなぁ?、と思ったり、収入が上がらないのは、この思いこみが
あるからだな。と気付いたら、27種類の方法の中から1つを選んで、試してみると良いのです。
方法がシンプルに提示されているので、使いやすくて便利です。
ちなみに私は、メソッド2の「内なる思いこみを変える」という方法がぴったり来たようで、
これまでにこの方法で人間関係のわだかまりや、コンプレックスなどを解消しました。
胸の辺りのわだかまりのエネルギーがプシュ?っと消えていくのはなかなか快感です。
本気で人生を変えたい人には、かなりオススメです。