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無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法 人気ランキング : 21位
定価 : ¥ 1,575
販売元 :ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 : 2007-10-12
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 1,575
一番内容的におもしろかった本

彼女の本は,この本以外に3冊読ませていただきましたが,その中でこの本が一番内容的には濃いようです。とにかく感心させられるのは,日常における様々な工夫の積み重ねの仕方がいっぱい紹介されていることで,これは本人が実際に試して見ていないと絶対に紹介できないであろうと思われることです。とにかく著者の飽くなき向上心にはつくづく感心させられます。同じ著者ですからほかの彼女の本の内容と重複する部分はありますが,それはわずかです。とにかく目から鱗と思われる内容が豊富です。知的な刺激を与えてくれる本でもあります。さらに,短時間に書かれたと著者が述べている割には内容が整理されていて文章も読みやすいです。是非おすすめします。

『なるほど。』と逐一感じながら読みました。

勝間和代さんの本はこの『時間投資法』と『グーグル化』を持っています。

勝間さんの本はとても具体的に手法が書かれているのが特徴だと思います。
”こうして仕組み化しましょう”ということだったり、
”こういうツールがありますよ”だったり。
私はまだ学生なので勝間さんが使っているような高価なツールを自分で購入することができませんが、
勝間さんは”少しずつ揃えたり、安価なものから試してみましょう”と
そういった感覚はとても身近だなと思いました。
(例えば『レバレッジ?』の人は”短距離はタクシーで移動”なんて
おっしゃってますが、そう何度もタクシーなんて使えないし・・ww
その点を勝間さんも指摘していて、勝間さんご自身は、自転車というツールを
使われています。”健康にもいいし、渋滞にもならないし。・・”など
将来的にマネをしたいツールだなと思いました。)

また”ベストな方法はない。自分でアレンジして見つけていこう”という書き方も
好感を持ちました。

スケジューリングをする際に、投資の時間や浪費・消費の時間の割合目安が書かれているので、
目標数値として設定するのにも参考になります。
これがこの本の最大の効果じゃないかなと。

まだ購入を迷われている方は、本の後半部分を読んでみてからでも
いいかもしれません。が、読みだすととまらないですね。
その後のスケジューリングだけでもモチベーションがかなり高まりました(笑)

春から新生活を迎える方も、門出のお供にはいい1冊ではないでしょうか。





言われてみれば当たり前なのに・・・

時間投資法という切り口で、可処分時間のうちの、「自己投資」時間を増加させられるかを解説した本です。
著者の理想とする時間配分では、「自己投資」の時間を30%と設定している点に驚きました。30%と言えば、5時間/日ということで、これだけ聞いたら一般の会社員は、「そりゃ無理だろう」と感じるはずです。

ところが、現状分析を本書に従いやってみると、不思議な事に、「浪費」と「空費」の時間がここまであった事に愕然とします。
言われてみれば当たり前の、「現状把握」。仕事では、ちゃんとやっているのに、自分の人生では、直視することなく過ごしていた事に気づかされました。

それにしてもここまで精緻なフレームワークと、それを元にした行動制御ができる人だからこそ、このような業績を残せるんですね。

この時間投資法は実践してみる価値あり

前作の年収10倍アップ勉強法と同じく、
勝間さんの文章は非常にわかりやすく具体的な手法が詳細に書かれているので、
読んですぐに実践できそうな気持ちになります。

この本が巷で見かける同じ類の時間有効活用本と違うところは、
まずは時間の活用がうまくいかない理由を明らかにして、
その打開策として具体的な方法を示してくれていることです。

本のなかで数回書かれている「やらないことを決める」という考えは、
言うは易しでなかなか思いつかないこと、そして実践できないことです。
しかし、勝間さんの全体の説明が上手いので、手応えを掴みながら読むことができ、
僕たち読者と勝間さんとの能力差が大きくても、実践する気にさせてくれます。

前作の勉強法のほうが全体的に優れているという印象を持ったので、
少し辛めに星4つにしてみました。

目的が何かをはっきりしていれば役立つ

この本を活用する前提として、何を目指すのかがはっきりしていることが必要。この本は方法論であり目的に向かっていかに効率的に進むかを示したもの。勝間さんのように、会計士とビジネス本の作家としてバリバリやるということなら、本書のようでしょうし、サラリーマンとして出世する、専業主婦で家事と趣味に生きたい、立派な研究者になるなど目的が違えば、この本を参考にその人の生活に合わせた方法を生み出していくしかない。

この本を読んで、自分の生活はかなり効率的である(浪費・空費が少ない)ことがわかったが、問題はむしろ何を目指すかを具体化していくことのようだ。このためには、勝間さんより、お金本だが、内藤忍の方が役立つと思う。
また、日垣隆さんも結構方法論的なことを書いており、そちらもいいと思う。

本書は参考になるところもあり、全くの無駄とは言わないが、もう少し幅広い視点で見たほうが人生には役立つだろう。切り口が能率化に偏りすぎ。例えば、自転車に乗るのは本当に効率的か、都内の交通事情では危険だろうし、雨天時、アクシデントも多そうだ。それを踏まえても乗っているのは、自転車が好きということではないか。好きでなければ、本書の勉強、運動もなかなかできないだろうが、その視点が薄いのではないか。

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